- 赤い街
-
花は砕け散って 街に降り積もる
からっぽの街を 猫背でただ見てる
死んじゃった風景 ごはんも要らない
季節は燃え尽きて ブルーが冴え渡る
イメージの君が横切ったのは
毒がまわって息をひきとる時
片目を閉じて 中指を立てる
にやつく口元を 追いかけるおまわりさん
始まりもないし 終わりもないさ
ひたすらに逃れて ただただ笑うだけ
- サタデーナイトラブ
-
月の額から汗がしたたりおち
真っ赤な海に落ちる
海の中のコップをすくいあげ
おれは全て飲み干す
だがこれもこすべてあべこべだ
そもそも順番が違う
だがこれもこすべてあべこべだ
そもそも順番が違う
街の灯りの影を眺めている
how are you? 君が浮かぶ
Oh!Yeah!
Oh! No!No!No!No! BABY!
It's a Saturday night love!
だがこれもこすべてあべこべだ
そもそも順番が違う
だがこれもこすべてあべこべだ
そもそも順番が違う
月の額から汗がしたたりおち
真っ赤な海に落ちる
- 山のあなた
-
山にのぼるよ はじめての空気
さむい星屑 ギラギラ唸るよ
君が名前を持つならば
僕はそれを呼ぶでしょう
「アナタハダレ??」と訊ねたなら
「山のあなた」と例えましょう
覚えているかい?草原ねころぶ
こんな気持ちははじめてだよ
窓の明かりを灯すなら
僕はきみを呼ぶでしょう
窓に寄り添う明かりなら
「山のあなた」と例えましょう
君が名前を持つならば
僕はそれを呼ぶでしょう
「アナタハダレ??」と訊ねたなら
「山のあなた」と例えましょう
- 海
-
魚の空みおろして
冷たいカルピス飲んでいる
まっくろけの空みおろして
海の音がキラキラひかる
おじいちゃんのウィスキー
胸をはだけてる女たち
安心してる雲の中
なんにも起こらない砂浜で
にじむ空と 駆けるぼくと
にじむ空と 駆けるぼくと
- 真夜中に虹
-
真夜中に虹がかかって
それをみたこどもたちが消えていった
町じゅうで大騒ぎして
みつからない どこだ
花びらの中で蜂は蜜をあつめているけど
one more dreaming, little little dreaming
星は待ってる 夜がくるのを
one more dreaming, little little dreaming
星は知ってる 答えを
one more dreaming, little little dreaming
真夜中にメロディーが降ってきて
それをきいたおとなたちが消えていった
町じゅうに静けさがおとずれ
河辺におりたった蜂は羽を光に透かすのさ
one more dreaming, little little dreaming
星は待ってる 夜がくるのを
one more dreaming, little little dreaming
星は知ってる 答えを
one more dreaming, little little dreaming
chi chi chi chi chi chi chi
chi chi chi chi chi chi chi
chi chi chi chi chi chi chi
chi chi chi chi chi chi chi
chi chi chi chi chi chi chi
- gloopy gloopy
-
夜がぼくの中に来る
汗ばむ暑い夏 そばにいる
少し胸が高鳴るよ
ぼんやりにぶい月 どきどきする
遠くはなれて見つけるよ
ひとつ ひとつ ひとつだけ
- ときどきすけすけ
-
ときどきすけすけになるような仕草につかまえていて
入り組む木々をかき分けたらついに思うまま走れるか
このままゆけるなら
曲がるカーブ放り出しそう
寝癖のままふわり浮くのさ
遠くで揺らすクエスチョンマーク
ぼくらの手のひらにひとつと
∞をなぞる指先はいつも水のように跳ねる
あいかわらずのほおづえつきながら海が聞こえてるさ
ぼんやり考える
曲がるカーブ放り出しそう
寝癖のままふわり浮くのさ
ブルーのラインきもちくて
ぼくらの手のひらにひとつと
- アンブレラ
-
まわりだしたメロウな夜に
光の泡が震えている
窓にうつる電車の音で
羽をひろげ はなればなれに
魔法かけて夢から夢へ飛んでいけたら
あなたを探すよ
午前0時に雨が降ってきて
ほんの少し街が滲むよ
サイケな海で泳ぎたい 今は
この声だって三日月みたいにほら昇っていくんだろ
円を描いて浮かんで消えるナイトライフさ
サイケな空で死にたい いつか
夜の待ち人はいったりきたり
ふわふわしてとっても気持ちいいよ
みんなが迷子 迷子の世界
立ち止まらずにこのまま走るよ
この声だって三日月みたいにほら昇っていくんだろ
円を描いて浮かんで消えるナイトライフさ
この声だって
円を描いて
いつか
- 東京の夜はネオンサインがいっぱいだから
独りで歩いていてもなんか楽しい -
ラバーソウルを聴きながら新宿の街を歩いていると
小さな星が今にもつかめそうさ
起こってしまったことと起こりえなかったことが
輪郭を失ってどっちがどっちだかわからない
タイムリープとテレポーテーション
インプットするナンバーは2012
目を開ければネオンと人でいっぱい
設定通りにここが東京
果てしなく遠いバケモノ世界からの上京
なんだってこの街はこんなにもぼくを放っておくんだろう
でもなんだかあたたかい気持ち
もはや歓迎されている気さえします
だけどそう、そんなことはどうでもいいことさ
手なんだか足なんだかよくわかんないぼくの体で
今夜はどこまでも歩こうぜ
どうか僕らが物語の一部でありますようにと
願う少年の頬に優しく夜風があたる
東京の夜はネオンサインがいっぱいで
独りで歩いていてもなんか楽しいぜ
交差点の真ん中でポケットに入れた小さな星をとりだした
そいつは地球を斜めにかすって飛んで帰っていった
雲にとっての風 森にとっての雨
そんな約束された風景に急いで彼ももどっていくんだろう
あの娘のヒップホップな気持ちを想像してニヤニヤしている
靖国通りを渡ってドンキホーテの電飾がキラキラしている
遠い世界で通じ合うぼくときみとのロストイントランスレーション
いつもきれいなブルーの光が
ぼくらの未来設計図のよう
イエローのまぶしい明滅で
これから先の道を照らそう
赤いライトが夜空を舞ったら
かなしい気分はぶっ飛ばしちまいなよ
東京の夜はネオンサイン
光に溶けて歩いてく
- beautiful bomb explosion!!
-
ふたりで見る暗闇の中で
煙がのぼっていったんだ
でも君は笑うのさ
忘れようとしている
美しいことまで ぜんぶ
新しい言葉でぼくらは話した
誰にも通じない言葉
でも君は逃げるのさ
忘れようとしている
美しい爆弾で ぜんぶ
ああ このまま深い霧が見えなくするよ
前にも後ろにも道が見えない
la la la la
la la la la
la la la la la la la la…
ふたりで見る暗闇の中で
煙がのぼっていったんだ
でも君は笑うのさ
忘れようとしている
美しい爆弾で ぜんぶ
- ムムネ市のお空
-
緑色に染まるバケモノのお空には
かわいいお月様 今夜も昇ってる
夜が見せてくれる不思議な光に
きみはぼんやりしている
発生と消滅 繰り返す鳥たちは
野蛮な風の中 今夜も飛びまわる
震えてる星と赤すぎるお月様に
ぼくらは吠える
緑色に染まるバケモノのお空には
かわいいお月様 今夜も昇ってる
- byebyebyebyebyebyebye...
-
ここでbyebyebyebyebye
ここでbyebyebyebyebye
こ こ で byebye!
こ こ で byebyebye!!
ここでbyebyebyebyebye
ここでbyebyebyebyebye
こ こ で byebye!
こ こ で byebyebye!!
ここでbyebyebyebyebye
ここでbyebyebyebyebye
こ こ で byebye!
こ こ で byebyebye!!
ここでbyebyebyebyebye
ここでbyebyebyebyebye
こ こ で byebye!
こ こ で byebyebye!!
byebyebyebyebyebye
- そらちゃんのテーマ
-
神様のようなベイビーきみのフェイス
窓の外から少女の鍵盤が
どこまでも付いてくる
太陽と雲の切れ間のよう
怪獣のようなあたたかい声
あなたの背中に乗って
山を越え海を越え
どこまでも付いてくる
太陽と雲の切れ間のよう
神様のように透き通る声
窓の外から少年の夏の日
どこまでもいつまでも
君はぼくの永遠のテーマでしょう
- ballad of pennennennennen mamimi
-
わたしはあなたの蝶になって
あなたのこころのまわりを
とびまわり はしゃいでる
そんな蝶になりたい
わたしはあなたの熊になって
あなたのこころのまわりを
うろついて かみついて
そんな熊になりたい
わたしはあなたの傘になって
あなたのこころのまわりの
水滴を はじいてる
そんな傘になりたい
夕暮れどきに目覚めたら
あなたは少し微笑んで
やさしい風が吹いてきて
このままずっと そばにいたい
わたしはあなたの蝶になって
あなたのこころのまわりを
とびまわり はしゃいでる
そんな蝶になりたい
- フォレストと海
-
きんぴかの空は
夕焼け小焼けの心に沈んで燃える
果てしない海は
クジラにまたがる少年を飲み込む
フォレストと海 捧げるよギター
フォレストと海 あなただけ今
硝子をかざして覗いた世界は
すでに言葉じゃ足りない
なびいた髪を手のひらで真似した
きれいなスピードで
フォレストと海 捧げるよギター
フォレストと海 あなただけ今
- ブルカニロ
-
真っ白な空を眺めていたら 鳥が飛ぶ
東へ逃げていく
鮮やかさも輪郭も全て消えていく
振り返るとすぐに 足跡も消えるよ
でも ほら夜の光が色を増し
そんなことくらいで許していいのだろうか
落ちてきた雲を集めて 街は空を飛ぶ
君はそれを見る
また振り出しにもどって思い出してみるよ
振り返るとすぐに 声が聴こえてくるよ
でも ほら朝の光が色を増し
そんなことくらいは許していいのだろう
ほら夜の光が色を増し
そんなことくらいで許していいのだろうか
- 月世界旅行
-
駅のホームから見える ぐわんぐわんに赤い月
いつかの映画のような ギンギンギラギラの幻だぜ
何もかもがグローバル てんてこまいのエブリシング
三億光年の彼方 くそったれにわかってたまるかよ
いつも猫の目で見てるぜ
犬の荒い息づかいのままで
明けない夜はないとか1+1が2じゃないとか
ちゃんちゃらおかしいFxxkin' Assholes!!
そんなことがあってたまるかよ
遠くどこまでも逃げようぜ
かなしい宿題ほったらかしにして
いつも猫の目で見てるぜ
犬の荒い息づかいのままで
- She saw sea.
-
裸眼のきみの視力は0.1にも満たなくて
おさない眼差しの先は
にじんでボヤけたぼくの顔
ランタンタンタン 靴を脱いで
ディンドンディンドン 空を蹴る
遠い国の小さな窓 海を見てる
砂のお城のトンネルで
触れた指先冷たくて
太陽の光の弦を
鳴らしてぼくときみは踊る
ランタンタンタン 靴を脱いで
ディンドンディンドン 空を蹴る
遠い国の小さな窓 海を見てる
遠い国の小さな窓 海を見てる